何年ぶり???のお茶会に出かけました。
受付が済み、待合いは囲炉裏の部屋でした。
ちょっと肌寒い日だったので炭の暖かさが優しく感じます。
まずはお抹茶をいただくことに。。。
椅子が用意されていて、ちょっと安心!
半月版損傷の手術をして以来、正座を極力避けるようにしています。。。
正客は絶対に避けたい!と思っていたのですが、「あなたがどうぞ」。。。と譲り合い。。。
「そんな堅苦しいものじゃないから。」と言われ、「それでは、あなたがどうぞ!」と思うんだけど…。なにやら私が正客に!これはやばいでしょ~~~っ(汗)
幸運にもみなさんのお陰で和気藹々とした雰囲気の中、美味しく楽しくいただきました。
そしたら「もう1杯、いかがですか?」と言われ、遠慮なくいただきました。(笑)
十五夜の月は「中秋の名月」で、雲で月が見えなかったら「無月」、雨で見えなかったら「雨月」。。今年は「雨月」でした。
さてさて、十三夜の月のことを「晩秋」。これは中国から伝わった十五夜とは違い、日本独自の風習ということをこのお茶会で教えてもらいました。
十三夜はこのお茶会の前の晩でした。「晩秋の名月」だったのね~。。。勉強になった!
次にお煎茶をいただきました。
実はこういったお茶席での煎茶は初めてです。
これまた、、みなさんで正客の譲り合い。。。今回は避けたいっ!と思ったけど、みなさんに「大丈夫、先ほどと同じくそんなに堅苦しくないから…」と言われ、「そういう、あなたがどうぞ!!!」、でも私の抵抗はむなしく…結局、正客になることに。。。(汗)
掛け軸、お花、お香の説明を受け、掛け軸の狸と正客の前においてある狐(フォックスフェイス)の話をしていただき、私は「お煎茶の席には狸と狐が揃っていなくてはいけないんですか?」と変な質問をしてしまいました。(汗)
いつもテーマをもっておもてなしをしているようで、今回は「狸と狐」だったようです。
お煎茶もとても美味しく、1杯目はお茶の香りを楽しみ、それからお菓子をいただき、2杯目は急須のままいただき、自分で好きな分注ぎます。
いや~~、普段、味わえない楽しい思いをしました。
いつか、着物で行けたらいいなぁ~。